ブラーバとルンバの機能比較レビュー。機種のおすすめは380j

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(出典:ブラーバ公式サイト

巷では、ロボット掃除機がすっかり認知されていますが
実際に使っている家庭はまだまだ少ないと思います。
掃除機と言えば、イギリスのダイソン社のサイクロン掃除機が有名ですが、
ロボット掃除機といえばiRobot社のルンバがダントツで有名です。
そのルンバとともにiRobot社で発売されているのがブラーバとなるわけなのですが
まだあまり詳しく知らない方もいらっしゃると思います。
そこで、ここではブラーバの紹介とともに実際の使用レビューも行っていきたいと思います。

ブラーバとは

ロボット掃除機の先駆けはアメリカにあるiRobot社のルンバシリーズです。
掃除機といえば、イギリスにあるダイソン社のサイクロン掃除機が有名ですが
ロボット掃除機といえばルンバが広く認知されています。
現在は国内大手メーカーからも同様のロボット掃除機が販売されていますが
知名度は圧倒的にルンバが抜きん出ています。
そのiRobot社で発売されているのがブラーバという製品なのですが、これは
それらの掃除機とは少し違っていて床拭きロボット
(実際の製品にはフロアモッピングロボットと記載されてます)
と呼ばれるタイプの家電製品になります。

 

ルンバとの違い

ルンバはご存知の通り、機械を使って部屋のゴミを吸い込みますが
ブラーバはゴミを吸い込みません。付属の布製クロスを使って床拭きを行います。
ですからこれは大前提となりますが、ブラーバはフローリングの家での掃除が前提となります。
従って、じゅうたんや畳だけの家ではブラーバを使うメリットはありません。
ただし、フローリングの家で部分的にラグを使っているような
場合はフローリング部分に対して十分効果はあります。
またモップには乾拭きと水拭きの2種類のモードがありそれぞれ目的に応じて使い分けが可能です。

 

性能や機能

ブラーバの機能としては、まず乾拭きで床の拭き上げを行います。
驚くのは掃除機でしっかりかけた後でもブラーバを使って乾拭きを
行うとモップがしっかり汚れを取っていることです。
この点は床のゴミを単純に吸い込むのではなく、しっかりと床を拭きあげる
ことによる掃除のメリットかと思います。
ただし、前述の通りごみを吸い取るわけではないので
あらかじめ、ある程度のごみは取り除いておく必要があります。

また、実際に床の拭き上げは製品に付属しているクロスを使うのですが
市販のクイックルワイパーなどの市販の使い捨て製品が利用可能です。
これで毎回クロスを洗うことなく気軽に床の拭き上げも行えます。

そして私が思うブラーバの最大の機能は水拭きによる拭き上げです。
見た目はそれほど違いは感じられませんが、実際に拭き上げた
後のクロスを見ると取れている汚れに驚きます(笑)。

オススメの機種は

現在、国内で販売されている正規品はブラーバ「371j」と「380j」の2種類があります。
それ以外でも異なる型番の並行輸入品がいくつかありますが、故障時のサポートを
考えると正規品の購入が良いと思います。

これら2つの違いは製品に同梱されるものに多少違いがあるものの、
メインとなる製品機器は同じものです。

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上の写真の左上から下へ本体にACアダプタ、拭き上げに使うドライ/ウェット用の
パッド、司令塔の役割を果たすNorthStarキューブに交換用の導水キャップ。

ここまでが共通の品物です。

違いとしては

「371j」はドライクロスが2枚、ウェットクロスが4枚入っています。
「380j」はドライクロス、ウェットクロスともに1枚ずつですが、急速充電スタンドがついています。

上の写真の右側にある箱の手前の構成が異なるだけですね。

「371j」の場合、直接ACアダプタを繋いで充電するのですが、充電スタンドがあれば
そこにブラーバをセットして急速充電することができます。

ちなみにルンバの場合だと自動で充電スタンドに帰還してドッキングする
機能がありますがブラーバにはありません。掃除が終わると実際に掃除を開始した
位置付近に戻ってきて立ち尽くしています(笑)。
そもそも充電器は横向きではなく立てかけてセットするものなので
自動で帰還することはできないものなのですが、帰る家があると
やはり落ち着くものです(笑)。

通常使用の場合、広さにもよりますが掃除2~3回程度では電池はなくなりませんが
乾拭き水拭き、2度拭きなどを繰り返す場合なども考慮すると急速充電スタンドが   
あると安心です。

また充電スタンドやクロスは必要に応じてオプションでの追加購入ができるので
「371j」でも拡張可能ですが、できれば最初から「380j」のチョイスをオススメします。

 

実際の製品レビュー 

実際に動かしてみると、音は非常に静かです。
私はルンバを使ったことはありませんが、ブラーバは掃除機ではないため
特有のモーター音は皆無で、静かにタイヤが回転して拭き上げを始めます。


私は普段、フローリングでも裸足で生活していますが
ブラーバをかけた後の床のツルツルになった感覚は足裏でも
十分感じ取られます。
スリッパ族だとそれが感じられないのはもったいない限りです(笑)。

また何といってもブラーバが、かいがいしく働く姿には思わず微笑みがこぼれます。

実際に使ってみて感じたメリットデメリットをまとめてみました。

メリット
・ルンバに比べてコンパクト、即ち小回りが利く。
・市販のドライシートが利用可能。
 (薬剤つきのウェットシートはパッドの劣化させるせいか使用不可のようです)
・音が静か
 どこにいるか見失うこともしばしば。
 突然足元に現れたり、向こうのほうで拭き上げを頑張っていたりします(笑)。
 テーブルの椅子周りとかもしっかり回り込み、拭き上げを頑張ってます。
 小型なのでルンバより優秀かもしれません。
・わずかな段差は乗り越えられます。
・部屋の中に飛散している花粉の拭き取りにも効果があります。
デメリット
・ゴミを吸い取らないのである程度の汚れを取り除く必要がある。
 (そうでないとゴミで床を傷つける可能性もありえます。実際にはありませんが。)
・自動で充電スタンドに戻らない。

事前にクイックルワイパーなどによる掃除なんて本末転倒だと

思う向きもあるかもしれません。
ただ、それを差し引いたとしても想像以上にきちんと床を拭き上げて
くれるブラーバは巷の掃除機とは違い貴重な存在だと思います。
言い換えれば、表面的にある程度床がキレイであればいいと
思っている方にこの製品はオススメできません。

一番効果的なのはルンバも購入しての併用使用だと思いますが2台持ちで
使用することはコストや設置スペースなど人により考え方に違いがあると思います。

私はブラーバ1台による快適な生活がベストだと信じています。

レビューはまだ続きます。