ブラーバを比較するならどっち?ブラーバジェット240と380jの違いや性能をチェック

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2014年8月の発売からラインナップに主だった変更のなかった
モッピングロボットのブラーバですが、
2年を経過した2016年8月に新型のブラーバジェット240が発売されました。
見た目は更にコンパクトになったようですが果たしてその実力は
いかなるものでしょうか。前回までに紹介してきたブラーバ380jとの
違いを踏まえてどちらがオススメかを検証したいと思います。

 

特徴

・コンパクトなボディ

 ボディサイズは従来モデルと比べて面積が小さくなっています。

 (新モデル)ブラーバジェット240 幅 178 mm × 奥行 170 mm × 高さ 84 mm
 (旧モデル)ブラーバ380j 幅 244 mm × 奥行 216 mm × 高さ 79 mm

 (ここからは旧モデルを「ブラーバ」、新モデルを「ブラーバジェット」と記載します)

 前モデルと面積で比較すると60%ほどとコンパクトになっており、
 より小回りが利くようです。但し高さについてはコンパクトになっている分、
 前より5mmほど高くなっています。

・軽量化

 (新モデル)ブラーバジェット240 約1.2kg
 (旧モデル)ブラーバ380j 約1.8kg

 従来比2/3程度と軽くなっています。

・ジェットスプレーを装備

 ブラーバはモップをセットするアダプタに水を注いでモップへ染み出すことで
 水拭きを行いましたが新型は注いだタンクの水を直接床に噴射する方式になっています。 

・パッドの種類が豊富

 ブラーバジェットの清掃では以下の3種類のモードがあり、それぞれ使うパッドが
 決まっていてパッドを装着した時点で自動的に掃除モードを切り替えます。

 ウェットモード
 ⇒ ヘッドを振動させ、同じ所を3度拭きします。(念入り水拭き)

 ダンプスウィープモード
 ⇒ ヘッドを振動させ、同じ所を2度拭きします。(水拭き)

 ドライスウィープモード
 ⇒ ホコリなどを空拭きし、汚れを絡め取る。  (乾拭き)

 またそれぞれのモードに対して使い捨て、洗濯可能パッドの2種類があり、
 合計で6種類のパッドを使い分けられるようになっています。

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https://homesupport.irobot.com/euf/assets/images/faqs/braavajet/200/manual/ja-JP.pdf

・その他
 スマートフォンでブラーバを操作できるそう。
 実際に出来ることは掃除の開始や停止、水噴射の水分量の変更などですが、
 今のところはタイマー設定などはなく、ラジコンみたいにブラーバを
 操作するものでもないらしいです(笑)。

実際の性能はどう違う

・某雑誌での評価

 以前、雑誌のMON〇Q〇Oでも評価がされていました。
 ブラーバはドライとウェットのパッド2種類、ブラーバジェットは使い捨てと
 洗濯可能なパッドでそれぞれ3種類あるので6種類のパターンがありますが
 全てのパターンを試してみて軍配が上がったのは次の通りでした。

 口紅による皮脂汚れ    ⇒ ブラーバジェット
 トマトソースによる油汚れ ⇒ ブラーバ
 こぼしたコーヒー25ml  ⇒ ブラーバジェット

 実際の紙面では3段階評価で細かく評価していましたが、やはり
 バリエーションの豊富さもあって新モデルの方が性能が高いようです。

結局どちらがいいの?

 このようにいろいろな面で改善も図られた部分もありますが
 オススメとしてはそれぞれメリット・デメリットがあるので
 タイプ別におすすめしたいと思います。

 【コンパクトさや機能を優先したい方】

 ⇒ ブラーバジェット

 【コストパフォーマンスや使い勝手を優先する方】

 ⇒ ブラーバ380j

 単純な清掃能力や比較的小回りが利くところ、
 スマホでの設定など機能面を重視する方にはブラーバジェットが
 良いと思います。
 一方、市販のシートが使えたり、水の噴射音もなく静粛性が高いと
 いった使い勝手の面ではブラーバの方が優れていると思います。

 といったわけで重視する内容でどちらか選べばいいですが
 個人的には使い勝手重視なのでブラーバを選びます。

 日々のコストパフォーマンスは380jが上です。
 理由はブラーバジェットで市販のお掃除シートが使えないからです。
 ジェットは使い捨てのパッドと洗濯可能なクリーニングパッド(50回まで使える)の
 組み合わせての使用となるのでコスパはやはり380jに軍配が上がります。
 但し使い捨てのパッドにはブラーバでは使用できない洗浄剤が
 含まれているので清掃能力は高いと思われます。
 また、ブラーバジェットでも裏技で強引に市販のシートを使う方法も
 あるようですが個人的にはカンタンに扱える方が好きです。

 また、掃除のカバー範囲はウェットモードでジェットが12畳、380jが20畳と
 ちょと広めの部屋で掃除する場合はブラーバが有利です。
 普通の部屋だけで考えると12畳でも十分かもしれませんが、リビングから
 繋がっているキッチンや廊下もまたいで掃除したい場合などでは380jが便利かな、と。

 いずれにしてもまだどちらも使ったことのない方は
 試してみることをオススメします。