オールドファンならずとも気になるスターウォーズの新作
「Star Wars: Episode VII - The Force Awakens」の
予告編映像が遂に公開されました。(2015年12月18日 日本公開予定)
公式となる特報映像はこちらをご覧ください。
「STAR WARS : THE FORCE AWAKENS」特報 - YouTube
気になるストーリーとロケ地は?
舞台となるのは旧三部作の終わった後(ジェダイの帰還)から30年後という
設定だけ決まっていてその他の詳細はいまだに不明です。
スターウォーズは原作にあたる小説やコミックは多数存在していて日本でも
出版されています(国内では出版されていないものもあります)。前作の
30年後というと小説では「ニュー・ジェダイ・オーダー」時代あたりの時期で、
新しいジェダイ・ナイトの成長と活躍を描いているのですが、実は2014年4月に
ルーカスフィルムは過去の映画の全6作品と「スター・ウォーズ クローン・
ウォーズ」で起きたストーリーをカノン(正史)とすることを発表しており、
それまでに発表されているスピンオフ作品はレジェンズ(伝説)という
位置付けにするとのこと。
従って今度の作品は全く新しいものという位置づけになりますが、ある程度は
小説に沿ったストーリー展開になるのではないでしょうか。
撮影のほとんどはイギリスのパインウッド·スタジオで行われ、
ロケーション撮影はアブダビ砂漠とアイルランド島スケリッグマイケルで行われ、
アイルランドにはマーク・ハミルがいたと海外メディアでは報じています。
Star Wars: Episode VII Filming - Why Mark Hamill Was In Ireland - CINEMABLEND
実際に本人もツイッターでもつぶやいてます。
Ireland you are wonderful! Love the country, love the people!
— Mark Hamill (@HamillHimself) 2014, 7月 31
と思ったら新たな予告編を発見!!
スケリッグマイケルらしき所も映っていて1分8秒後のジェダイは・・・・・ルーク?
Star Wars: The Force Awakens International Teaser Trailer - YouTube
気になる キャストは誰?
監督は、J・J・エイブラムス(M:i:III、スター・トレック(2011)など)
注目の新キャストは以下。 ※()内は主な出演映画
ジョン・ボヤーガ (アタック・ザ・ブロック)
デイジー・リドリー (メジャー映画初)
(上のプロモーション映像でスピーダーバイク的なものに乗っている人です)
アダム・ドライバー (リンカーン、インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌)
オスカー・アイザック(インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌、ロビンフッド)
これらの新キャストに加え、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、
ハン・ソロ役のハリソン・フォード、レイア姫役のキャリー・フィッシャーら
初代3部作のメインキャストも登場します。
そしてチューバッカ、R2-D2の役者さんも同じ人だそうです!
さらに小ネタですが、キャリー・フィッシャーの実の娘が若きレイア姫の
回想シーンで登場するとのこと。
なぜ7作目を作った
過去の6つのエピソードを終えて、ジョージ・ルーカスはスターウォーズの続編を
作らない、と公言していたので存命中に作られることはないかなと思っていました。
意外と知らない人もいるようですが、2012年10月に米娯楽大手のウォルト・
ディズニー・スタジオがルーカスフィルムを買収することを発表し、これを機に
ルーカスも前言を撤回して企画が始動し、現在の状況となったわけです。
ルーカス監督は、「スター・ウォーズを新世代の映画制作者に託すべき
時が来た」「私は常に、スター・ウォーズは私を越えて生き続けると
信じており、自分が生きているうちに引き継ぐことが大切だと考えた」
との談話を発表した。
ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、スター・ウォーズの新たなシリーズ3部作の第1作目となる
「エピソード7」の制作に着手していることも明らかにした。
ルーカス氏はこの作品でクリエーティブ・コンサルタントを務めるという。
スター・ウォーズの新作は2005年の「エピソード3・シスの復讐」
以来。エピソード7は15年の公開を目指す。
新たな3部作の後も、ディズニーは2~3年ごとにスター・ウォーズ・シリーズの新作を公開していく方針。必ずしも続編に限らず、これまで
の作品に脇役として登場したキャラクターにスポットを当てる可能性も
あるという。さらにテレビシリーズを制作する可能性にも言及した。
アイガー氏によると、ルーカス監督は数年前から自身の引退に向けた
引き継ぎの計画を練っていたという。同監督の今後の作品への関与に
ついて、アイガー氏は「彼の意思は引退することだ」と述べている。
CNN.co.jp : ディズニーがルーカスフィルム買収、スター・ウォーズ新作に着手
このように今回のエピソード7でルーカスはストーリー監修のみで、おそらく
今後も監督を行うことはないと思いますが、壮大なスターウォーズサーガを
ずっと紡いでいきたいという夢が彼を衝き動かしたのではないでしょうか。
いずれにしても公開が待ち遠しいですね。