今、あるグラスが中国版ツイッターから火がつき、人気を呼んでいます。
それは日本の職人が手作りしている富士山グラスです。
中国版ツイッターで大人気
作っているのは東京都江戸川区にある1956年創業の『田島硝子株式会社』。
その名の通り硝子製品を製造しており、平成14年に『江戸硝子』として
東京都の伝統工芸品に指定され、その普及に努めている会社です。
ブームのきっかけは意外な所から始まりました。
今年2月の発売直後、この商品画像が中国版ツイッター「微博」で広がり、「富士山のグラスはどこで買 えるのか」「まとめて買ったら安くなるのか」といった問い合わせが寄せられるようになった。そして、 3月には日本のテレビ局が情報番組で取り上げ、注文が殺到した。
注ぐ飲みもの次第で、見慣れた青から葛飾北斎も描いた「赤富士」まで表情を変えるのが魅力だが、注文しても届くのは1カ月半以上先。人気に火がついたきっかけは、中国版ツイッター「微博(ウェイポー)」だ。
田島硝子の3世代目
田島硝子が製造している今回の商品、実は江戸硝子 富士山コレクションとして
3つ目の商品となります。
2013年にホテルから委託を受けてOEM(相手先ブランドによる生産)供給した「富士山宝永グラス」が始まりだった。底から飲み口にかけて次第に細くなっていく形が富士山をイメージさせる商品。
(出典:朝日新聞デジタル)
(出典:宝永グラス - 江戸硝子|田島硝子 商品紹介 3,600円(+税) )
翌年には、ひっくり返すと富士山の形になる祝盃(しゅくはい)を発売。
(出典:朝日新聞デジタル)
(出典:富士山祝盃 - 江戸硝子|田島硝子 商品紹介 4,000円(+税) × 2個 )
「これが最後」と開発したのがFujiグラス。今度は日常使いできる商品をつくろうとグラスに。「型吹き」と呼ばれる技法で、溶解炉で溶かしたガラスを、吹き竿(ざお)に巻き取って型に入れ、息を吹き込んで成形する。
(出典:朝日新聞デジタル)
(出典:富士グラス - 江戸硝子|田島硝子 商品紹介 5,000円(+税) / 1個 )
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日本でも話題に
国内でも今年1月にFujiグラスが「おみやげグランプリ2015」(観光庁後援)で
観光庁長官賞を受賞し、3月には日テレの「スッキリ!!」で取り上げたこともあって、
注文が殺到したようです。
富士山グラス届いた!!超キレイで高まった pic.twitter.com/eUMXOJHx8H
— けい (@keiris_yuu) 2015, 4月 2
富士山グラスで竹鶴ROCK pic.twitter.com/DUV218muMZ
— Kazu (@hwaik) 2015, 3月 24
きれいかも。 話題の富士山グラスが美しすぎる 飲み物いれると幻想的な山が浮かびあがる…! | もぐもぐニュース http://t.co/XAADI2qyny pic.twitter.com/OZs9YYaLCF
— shigetweets (@shigetweets69) 2015, 3月 20
どこで買える? 納期は?
東京のデパート様に卸しております。お近くのデパート様に一度お問い合わせいただき、ご訪問ください 。また、「ルノーブル」様の直営店でも販売されておりますので、そちらでもご確認頂けたらと存じます。
現在、多くのご注文を頂いており、納期は1ヵ月~1ヵ月半とさせていただいております。(Fujiグラス(富士山グラス)の増産をしておりますので、納期が早まる場合もございます)
また、ル・ノーブルのオンラインショップでも購入できる模様。ただしFujiグラスは
朝の情報番組(3/18放送)で取り上げられましたため、現在沢山のご注文を頂いております。納品は秋以降になる予定です。
欲しい方は店頭での購入か納期が早まる事を期待して臨んだほうがよさそうです。
夏にはこのグラスで冷えたビールと共に飲みたい方はお早めにどうぞ。