男性はよくお世話になることも事も多い牛丼チェーン。
健康に気を使いつつも、その手軽さと満足感でついつい行ってしまうという方も
多いかと思いますがこの度、吉野家から野菜をふんだんに盛り込んだ
ベジ丼発売の発表が行われました。
その内容や健康面について、味の評価や吉野家の戦略について考察します。
ベジ丼とは
ベジ丼は「健康かつ食べ応えのある商品」をコンセプトに、
ゴマ油の風味豊かな特製「うま塩ダレ」で味つけした11種類の温野菜を
盛り込んだ商品で温野菜の内訳は以下の11品目です。
2016年3月より｢うま塩ダレ｣から動脈硬化予防などの効果があるとされる
ケルセチンという成分が豊富なオニオンソースに変更し、塩分量やカロリーも
減らしてより健康に配慮した10品目の商品となりました。
1. ヤングコーン
2. オクラ
3. ブロッコリー
4. サツマイモ
5. 赤パプリカ
6. 黄パプリカ
7. インゲン
8. ニンジン
9. キャベツ
10. ニラ ⇒ なくなりました！
11. 玉ネギ
そして、こうアピールしています。
1日に必要とされる野菜の量の半分を一度にとれるため、満腹感に加えて『健康』という新しい価値を提供できる商品となって おります。
(出典：株式会社吉野家公式ウェブサイト )
商品ラインナップと価格、発売日は
発売する商品は、上記のベジ丼以外にバリエーションとして
小盛りサイズの牛丼に温野菜を盛り付けたベジ牛と
旨辛カレーに温野菜を盛り付けたベジカレーを加えています。
詳細は以下の通りです。
商品及び価格 ： ベジ丼 530円(税込) ⇒ 480円 ※2016年3月より
ベジ牛 650円(税込) ⇒ 590円 価格改定され
ベジカレー 650円(税込) ⇒ 590円 値下げしました。
発売日 ： 2015年 5月21日(木) 10:00より
発売場所 ： 全国の吉野家店舗
(出典：株式会社吉野家公式ウェブサイト )
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どれぐらいヘルシー
厚生労働省の発表では1日に必要な野菜は350g以上の摂取が必要としています。
ということは、ベジ丼には175g分の野菜が詰まっているということですね。
普段は玉ねぎしか入っていないので結構な量だと思います。
そうすると、正しく1日で必要な野菜を摂取するために
残り半分はどうすればいいかという事ですが参考となるお話があります。
それは小鉢や小皿に入った野菜料理を“1日に5皿食べる”という方法なんです。
定食などでほうれん草のおひたしや煮物、ポテトサラダなどが小鉢に入っていますよね。
あの小鉢1つが大体70g分なので、それを1日で5皿食べると1日に食べるべき野菜350gをクリアできるんです。
(出典：最高にわかりやすい「1日に必要な350gの野菜」カウント方法 | マイナビニュース )
という方法で3食のうち、どこかでベジ丼を食べたら
残り2食でそれぞれ1～2皿分の小鉢や小皿野菜を食べればいいんです。
もちろんベジ丼と共に豚汁やサラダ、キムチやお新香などでも1カウント可能です。
参考にしてみてください。
ちなみにベジ丼1杯は 415kcalで牛丼(並)の669kcalに比べて3分の2以下となっています。 ⇒ 野菜の量やバランスを見直し、カロリーは399kcal になりました。
味の評価は
発売前なのでまだ分かりませんが、早速メディアに評価が出ていました。
いくら「健康」とは言っても、野菜だけの丼は少し味気ないのでは……。そう思う方はきっと多いだろう。筆者もその1人だったが、実際に食べてみて考えが変わった。
見た目はカラフルで、丼をのぞき込むとまるでサラダのようだ。1口食べるとその味わいにびっくり! 野菜は適度な食感を残してあり、野菜それぞれの味わいと食感が楽しめ、バラエティ感がある。ごま油の豊かな香りが食欲をそそる「うま塩だれ」は、白米とベストマッチの絶妙な塩加減。
(出典：吉野家に野菜だけの「ベジ丼」登場! 本当に旨いのか!? | マイナビニュース )
野菜の種類は最初に書いたとおりですが季節によって変更する事もあるそうです。
また、公式サイトでは早くも面白い掛け合い漫才が行われています(笑)。
@yoshinoyagyudon ベジータ丼の発売ありがとうございます🙏🙏ところで人 参は入っていますか？
— じょせふ (@4jof) 2015, 5月 14
@4jof さま。入っているでぎゅう！ちなみに、ヤングコーン、オクラ、ブロッコリー、 サツマイモ、赤パプリカ、黄パプリカ、インゲン、ニンジン、キャベツ、ニラ、玉ねぎ入りでぎゅう！
— 吉野家 (@yoshinoyagyudon) 2015, 5月 14
@tarakotara30 さま。似ているでぎゅうが、ベジ丼です“－タ”はついてませ ん
— 吉野家 (@yoshinoyagyudon) 2015, 5月 14
吉野家の戦略
吉野家は昨年の12月に牛丼(並)を300円から380円に値上げしてから
既存店の来店客数が5ヶ月連続して前年の同月数を下回っている。
先月には昨年夏に販売され好評だった『牛バラ野菜焼』を
期間限定販売を行ったばかりですが、これからはお客の”健康”に
考慮したラインナップで他社との差別化を図り、巻き返しを
狙っているものと思われます。
いずれにしても5月21日が楽しみです。
